|| HOME || 診療のご案内 || ドクタープロフィール || 人間ドック・脳ドッグ || アレルギー専門外来 || ペインクリニック ||

|| 東京保険医新聞より || ドクターコラム || アレルギーQ&A || 新型コロナウイルス || お知らせ || 地図 || Link ||

新型コロナウイルス その60 世界医師同盟


 「欧州最高の知性」と称されるジャック・アタリ氏は著書「命の経済 パンデミック後、新しい世界が始まる」で「過去の経済危機とは性質が異なる、少なくとも今後10年間、我々はこの危機の後始末に追われるかもしれない。これは金融経済ではなくて実体経済の危機なので、その大きさは計り知れない。いまだほとんどの人がこの危機の深刻さと多面性について把握できていない。今回、自分たちの想像を絶する未知の出来事に遭遇した政治指導者たちは、最初は概して現実を認めようとせず、その後も事態の深刻さを否定した。一切の物事が停止し、危機が自然に過ぎ去るのを待ちながら傍観した後、元の状況に戻さなくてはと狼狽しているのだ。このような態度では危機を乗り越えることはできないだろう。この間、危機に見合った抜本的な改革を準備できないのなら、それは現実を一時停止させているに過ぎない。ようするに、それは奈落の底に落ちる前の、ほんのひと時の安息でしかない。テレワークの推進は一部の企業に大きな成功をもたらしたが、これをできる企業は限られる。フランスでは45%が完全に就業を停止した。要するに、政府の対応は密集経済を停止させ、孤立経済を生み出す。これは多くのものが独房で暮らすような社会であり、引退した高齢者が生き延びるために若者を働かせない社会だ。孤立に埋没して衰退するこうした社会が、経済、文化、政治、エコロジーに、現在そして将来にわたって及ぼす影響は計り知れない。」と述べています。主要メディアが放送していないので知らない人が多いと思いますが、ドイツ・ベルリンで政府の新型コロナウイルスに対する抗議デモが過去3回にわたって行われました。その規模は数万人から数十万人にのぼります。10月10日、そこで、「世界医師同盟」が発足したので紹介しておきます。「Covid-19対応をきっかけに団結した世界中の医師、看護師、医療従事者、スタッフの独立した非営利同盟は、すべてのロックダウンと関連する有害措置を終わらせ、すべての人類の心理的及び身体的幸福の普遍的な健康決定性を再確立することを視野に入れて経験を共有します。」と宣言しました。本日時点で会員は37,221人です。動画も配信されているので、見ることができます。心に残る言葉がいくつかあるので、紹介しておきます。ドイツの腫瘍内科医・血液専門医、ハインリヒ・フィヒトナー氏;「人々が世界中でパニックや悪魔的理論を課せられることによって、その創造性は大きな危険性にさらされています。私には使命があると感じています。それは人々にこれを伝えることですが、それ以上に同僚である医師たちに勇気を出して立ち上がるよう、語り掛けることです。かつて、背負うと決めた責任を思い出してください。『患者を守ります』と誓ったことを、それが医師としての使命です。そして私はドイツのそして世界中の医師たちへ自らの使命を果たせ、この圧政に抵抗してたちあがれ、と呼びかけます。」 微生物・免疫学教授、ドローレス・カヒル氏;「コロナウイルスは12月から4月にかけて流行る季節性のウイルスです。効果的な治療法があるにもかかわらず、人々を家に閉じ込めています。怖がる必要はありません。政府側の規制管理者、医師、相談役が人々の自由と健康を奪うのであれば、それには確実な証拠が必要です。皆さん、マスクは外してもいいのですよ。自由を叫ぶ私たちの側にいらしてください。」 そして、最後にドイツの医師、ハイコ・シェーニング氏;「医学的にパンデミックの証拠は一切認められません。これはどうやら計画されたプランデミックなようです。そして皆で声をそろえて言いましょう。『新しい日常なんか嫌だ』と、しかし『以前の日常』に戻るのも嫌です。なぜなら、『以前の日常』が『新たな日常』という状況を生み出したからです。私たちは『より良い日常』を求めます。それを皆で共に求めましょう。そうあなたと一緒に!」


2020.11.3. 氷川台内科クリニック 院長 櫻田 二友

 

 

|| HOME || 診療のご案内 || ドクタープロフィール || 人間ドック・脳ドッグ || アレルギー専門外来 || ペインクリニック ||

|| 東京保険医新聞より || ドクターコラム || アレルギーQ&A || 新型コロナウイルス || お知らせ || 地図 || Link ||

Copyright (C) HIKAWADAINAIKA CLINIC