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ワクチンハラスメント


 先日、神戸市の中学校で集団接種をするという記事が新聞にあった。子供の死者はないものの、子供が潜在的に感染源となる可能性が否定できないからだという。6月11日、幸い厚労省から待ったがかかった。ワクチンは重症化を防ぐだけで、感染そのものを防ぐわけではない。接種したからといって、人に感染させないわけでもない。企業や病院ではワクチン接種をしないことを理由に、嫌がらせや、診療拒否、果ては解雇にまで踏み切ってしまうという事態にまで発展している。東京オリンピックを控え、政府、メディアによる同調圧力は半端でない。表向きに強制はしないと言っておきながら、テレビでは朝から晩まで感染者数や死者数について報道がやむ気配がない。私のクリニックの患者さんにも、親子間、夫婦間の問題にまで発展しているケースもある。国民のほとんどが遺伝子組み換えワクチンであることは知っている。食品でも「中国産」、「遺伝子組み換え」と記載していれば、購入をためらう。ましてや、注射である。誰も好んで打ちたいと思っている人はいない。接種後、中和抗体がどれほどの期間有効なのか様々な研究データが錯綜していて、どれを信じていいかわからない状況でもある。国はこれを毎年のように繰り返し行おうとしているようだが、遺伝子組み換えがヒトゲノムにどのような影響を及ぼすかは数年後にしか分からない。せめて子供のワクチン接種はそれからにしてほしいと思う。


2021.6.22.練馬区 櫻田 二友
東京保険医新聞 2021年 消夏号から

 

 

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